「人は美しい」を「美しく」表現する(増田浩佑)

アーティストフォーラム2018の作曲セッション、現在は作詞の方向性を決め、メロディを作る作業を進めています。

先日は、“癒しのスマイルメーカー”増田浩佑さんのセッションでした。

※ライブ本番では、1stステージの1人目ということで、トップバッターをお願いしています。

彼が一番伝えたいメッセージは「人は美しい」ということ。

なぜそれを伝えたいのか、伝えたい「美しさ」とは何なのか、など色々と掘り下げていきました。

一つのキーワードでも、じっくりとそこに向き合うと見え方が変わるもので、「選択」「意志」「決める」などの要素が大事だということが見えてきました。

途中、僕が好きな『天』という麻雀漫画の話をしたら、彼も読んでいたらしくとっても盛り上がりました。

(まっすんは当時高校生で、リアルタイムで読んでいたらしい…早熟な高校生(笑))

この漫画、何がすごいかって、麻雀マンガなのに一切麻雀が出てこないんです。

代わりに“アカギ”というキャラクターの葬儀の模様がひたすら描かれます。

この“アカギ”こと赤木しげるがとにかくスゴイ。

彼は並外れた度胸と強運の持ち主で、麻雀・ギャンブルの天才として描かれています。

口数が少なく常に冷静で、自らの信念には命をも賭け、狂気じみた熱さを持ち、数々の修羅場をくぐりぬけた伝説の雀鬼。

最終章は、そんなアカギの葬式が催されると言うことで、以前彼と麻雀で戦った仲間や対戦相手たちが全員集まります。

しかし、一通り葬式が終わった後、驚くべきことに彼は平然と姿を現します。

そう、アカギは死んでなかったのです。

ところが、アカギは同時に「数時間後に死ぬ予定である」ことを明かします。

体は五十代で健康そのものでも、アルツハイマーにかかってしまい記憶がどんどん失われていっているとのこと。

何もわからない状況で生きながらえるよりも、最後の一瞬までアカギとして死ぬために彼は『安楽死』を選びます。

小さな部屋で、スイッチ一つで点滴から安楽死する薬剤が流れ込んで死ぬ仕掛けを整えたアカギ。

彼は、そこで集まった一人一人と順番に最後の会話を交わし、その後に死ぬと淡々と宣言します。

集まったメンバーとしては、言葉を尽くして止めようとするものの、逆にそれぞれが「お前はなぜ生きる?」「お前にとって生とは何だ?」ということを突きつけられ、一人ずつ説得に失敗していきます。

・・・こう書いていくと、とっても暗い話のようですが、ラストはすごく希望のある結びになっています。

最終的にアカギは死んでしまいますが、読み終えた後、不思議と悲しい印象は残りません。

一つにはそこに「人が生きる美しさ」のようなものがあるからじゃないかと思っています。

当然ながらこの漫画を曲にするわけではないのですが、そういった作品にも通じるような普遍的なテーマを歌にすることになりそうです。

そして「人は美しい」を歌うなら、曲調も「美しく」ないとね!…ということで、ピアノの弾き方にも色々とこだわり、試行錯誤。

過去の過去のアーティストフォーラムのどの曲とも違う、新たな世界が見えてきた感じです。

トップを飾るまっすんの「美しい曲」、楽しみにしていてください!

アーティストフォーラム2018、9月1日(土)大田文化の森ホールにて開催決定!
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アーティストフォーラムとは?(初めての方へ)

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