手紙1「はじまりはあなたから」(安達充)

9月1日(土)のアーティストフォーラム2018まであと少し。

ライブ当日まで、「なぜ自分がアーティストフォーラムをやるのか?」ということについて、

たった一人に向けての手紙形式で綴っていきたいと思います。


 

たった一人のために歌う。

それは微力だけど、決して無力ではない。

そのことを教えてくれたのは、顔も名前も知らないあなたでした。

 

当時は知人と会社経営の真似事のようなことをしていて、

借金を300万円以上も抱えて本当につらい時期で。

「自分でまいた種」とは思いつつも、「なんで自分がこんな目に…」と毎日それを否定していました。

 

後輩たちの助けで、インターネットで自分の音楽を配信し始めたものの、

「こんなもの、誰が聴くんだろう?」

自分が一番自分の可能性を信じていませんでした。

 

そんな時にあなたのブログに出会いました。

「今日もいじめられて、手首を切っちゃった…」

他人事と思えなくて、時間も忘れてしばらく読みふけったのを覚えています。

 

「こういう人に、誰かが手を差し伸べる世の中でなきゃおかしい!!」

そんな想いに駆り立てられて、

はじめて、一人のために曲を作り、プレゼントしたのがあの時でした。

 

「あなたは喜んでくれるだろうか?」

「それとも逆に、心を閉ざしてしまうだろうか?」

ある意味賭けだったけど、あなたが受け取ってくれたとき、とても嬉しかったです。

 

君の痛みの理由(わけ)は 僕にはわからないけど
君のような人にこそ 伝えたいことがあるんだ
『君の痛みの理由(わけ)』

リストカットする痛みは、リストカットをしたことのない僕にはわからない。

わからないけど、わかりたい。

わかりたいと思っているということだけでも、届いてくれたらと。

 

不安な中届いた、あなたからのメッセージ。

「曲ありがとうございます。すごく嬉しかった。
泣いちゃったけど。安達さんの曲、大好きです」

この言葉もうれしかったですが、それ以上に、翌日からあなたの文章に明るさが灯ったことが何よりうれしかったです。

 

結果として、思っていた以上のギフトをあなたはくれました。

無名の自分が作った音楽でも、一人のためを思って贈ったら、その人の人生を変えられるということ。

そして、一人のために作った曲ほど、大勢の人の心に届くということ。

 

あなたとの出会いがなかったら、今の自分もいなかったかもしれません。

あの時僕は25歳で、あなたは15歳。

その10年後にアーティストフォーラムを始めた時、あなたは当時の僕と同じ25歳になっていたはず。

 

今、どこで何をしているかわからないあなたへ。

僕があの出会いに助けられたように、あなたにとっても意味のある出会いであってくれたらうれしいです。

顏も名前も知らなくても、心と心はつながっているはずだから。

 

だから今年も、アーティストフォーラムのステージを創ります。

この活動を続けていけば、いつかきっと会えると信じて。

すべてのはじまりをくれたあなたにも、見てほしいです。

#アーティストフォーラムまであと50日

 

【注意】この動画の隣にいる女性は、手紙に登場する「あなた」ではありません。

アーティストフォーラム2018、9月1日(土)大田文化の森ホールにて開催決定!
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アーティストフォーラムとは?(初めての方へ)

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