ライブレポート⑤~合唱~

合唱

1部の最後は合唱で締められました。

第2部で登場する3人も加わり、7人での合唱でした。

最初に『僕が生まれたときのこと』という、YouTubeで400万回も再生されている、安達さんの代表曲が歌われます。

これは、簡単にいうと、誰でも親からとんでもない愛情をもらって生まれてきて、生きてきたんだよ、という曲です。

私はこの歌を何度も聞いたことがありましたが、
今回は特に「生きる意味を 決してあきらめない」という言葉が胸に刺さりました。

今回のアーティストフォーラムは9月1日開催でしたが、夏休みの終わりは、いじめにあっている子が現実に直面し、死を選ぶことが一番多い時期なのだそうです。

そんな日に聞いたから特にそう感じたのかもしれません

自ら死を選ぼうかと考えてしまっている人の元に、この歌が届けばいいなと思いました。

この曲の後、安達さんは、娘の出産に立ち会ったときの経験、そしてなぜアーティストフォーラムを開催し始めたのか、その理由を語り始めます。

安達さんにとっての「ステージに立つ理由」ですね。

「僕には5歳の娘と、1歳の息子がいます。

2人ともの出産に立ち会いました。

娘の出産は、僕が想像していた出産とは違い、緊迫する現場でした。

娘の心拍が下がっていき、『お父さんはそこに立っていてください』と言われ、妻が苦しんでいるあいだも、僕は部屋の片隅に立っているだけでした。

娘が紫色の顔をして出てきたときも、僕は何もできませんでした。

そのあと助産師さんが叩いて、ようやく娘が泣き声を上げました。そのとき、とても嬉しかったし、ほっとしました。

でも、娘の出産に立ち会って、僕が一番感じたのは、無力感でした。

そして、父親になる覚悟はできているのか、と、問いかけられた気がしました。

アーティストフォーラムは、その年から開催を始めました。

娘が大きくなったとき、『お父さんはこういう仕事をしているんだ』と誇れる仕事をしたいという想いからです」

そして安達さんはこう続けました。

「僕は自分でなんでもこなそうとしてしまう人間だけれど、娘にどんな人生を歩んでもらいたいかと考えたとき、出ていたのは、
『多くの人と助け合い、多くの人に囲まれて生きる人生』
のイメージでした。

だから娘が生まれた年に始めたこのアーティストフォーラムは、あえていろいろな人を巻き込むような形にしようと思いました」

それは、自分以外6人の人と作るのもしかり、歌うのは素人でも、バックミュージシャンはプロの人に頼むというこだわりしかり、なのでしょう。

そんな安達さんの「舞台に立つ理由」「アーティストフォーラムを始めた理由」の語りの後、安達さんはさらにこんな話をしました。

「先日、保育園の参観に行きました。

ちょうど跳び箱の授業でした。

そのとき、娘は跳び箱の前まで行ったものの、飛ぶ様子はまったく見せず、さっと横に避けました。

それを見て、複雑な気持ちになりました。

そして気づきました。

僕は娘に、『失敗しても挑戦する人』になって欲しいと思っているのだ、と。

そしてこうも思いました。

大切な人に『こう生きてもらいたい』と思う人生は、実は『自分がそう生きたい』と思う人生なんじゃないか、と」

そして安達さんは、「まずは自分が挑戦する姿を見せていきたいと思った」と語り、今年のアーティストフォーラムのテーマソングのタイトルを発表します。

それは『Great Little Step』

ちいさな一歩でも、最初の一歩の挑戦には、偉大な意味がある、ということです。

「一匹の蝶が空を羽ばたいたその波動が
螺旋状(らせんじょう)に伝わって
やがて地球の裏で大きな竜巻を起こす
そうすべては 交わり合ってるから

どんな小さな一歩も 無力じゃないと
強く 強く 信じ続けよう
予想以上の未来は この手の中に
誰も 何も 阻むものはない」

テンポも良く、とても元気と勇気をもらえる曲でした!

安達さんは少し前からFacebook上に【今日のGreat Little Step】とタイトルをつけて、自分の小さな挑戦をアップしています。

それがアーティストフォーラムの出演者に、そして関係ない人に、少しずつ広がっているとか。

みなさんも【今日のGreat Little Step】の仲間入りを是非♪

続く

文:遊部香さん
写真:真島由佳里さん

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